海外生活

ジョージアがノマドフリーランスに向いていない話

ジョージアがノマドフリーランスに向いていないと思う理由

みなさんどうも、ジョージアのトビリシに2ヶ月近く滞在しているよしいたけです。

ジョージアの写真

最近、SNSでやたらとジョージアが話題になっているのを見かけます。

・物価が安い
・料理が美味しい
・自然が美しい
・ノービザ期間が長い
・起業しやすいし税金安い

他にもワインが信じられない価格で飲めたり、ジョージア人のホスピタリティが高かったり、冬や夏も日本と比べて遜色ないので長期間で滞在しやすかったりします。

ですが主に上の5つがメインとなっているのかなと思います。Twitterではとにかくコスパが良いということでフリーランス系の人から注目が集まっているようです。

しかし割と僕はこれに違和感を覚えていて、良い側面ばっかり語られているなと感じています。なのであえて悪い面をみてフリーランスには向いていないよ。と記事にまとめてみることにしました。

物価が安い

物価は間違いなく安いです。東南アジアと同じくらいです。

その辺のスーパーで買い物をするとナス一本が10円とかその位で買えます。宿は一泊600円位から快適に過ごせます。

僕が3年くらいかけて世界を周ってきた中での物価感はカンボジアやベトナムに近いかなと思います。

ジョージア投資庁のデータによるとジョージアのトビリシ(首都圏)に住む人の平均月収は5万円だそうです。

国全体であれば平均3万円が平均で、農業や漁業の人たちはその位でしょう。それだけあってドミトリーであれば月5万円で割といい感じの暮らしができます。

しかしあくまでも東南アジアと同じくらいの物価感ではあります。

東南アジアだと日本人も多いし、情報も多いし、文化も分かり合えるし、日本系のレストランも多いです。

だったら日本に近い東南アジアで良くない?と思います。

物価がフリーランスの決め手になるとは思いませんでした。あえて物価を基準にわざわざ高い航空チケット代金を支払ってジョージアに来るのはどうなんでしょうか。

料理が美味しい

ジョージア料理のおじゃくり
ジョージア料理のシュクメルリ

ジョージア料理は美味しいです。にんにくベースの料理が基本で、しっかり味付けされたチキンやじゃがいも、ナチュラルなチーズをワインと一緒に楽しめます。

味覚センスが良いのか日本人に味覚が近いのかわかりませんが、とりあえずウマイ確率が高いです。

でもフリーランスとして長期で滞在する上で毎日ジョージア料理を食べたいのか?と言われると別に毎日は食べたいとは思いませんでした。

新しい体験として食べるのは最高に良いです。ただ、毎日食べたいとは思わなかったし僕はここ1ヶ月半は誰かととる食事以外は毎日チキンコンソメスープばっかり食べています。他の日本人に無難な味が少ない印象。

また、僕は時々、がっつりラーメンを食べたくなったり海鮮丼を食べたくなりますがジョージアにはそうしたレストランは殆どありません。味噌汁すすりたい。(赤坂ラーメンというさっぱり目で美味しいラーメン屋さんならあります)

タイだったら割とクオリティの高い鶏白湯ラーメンのお店すらあるので日本の味に困りません。タピオカも並ばずに美味しいタピオカを思う存分に楽しめます。

だったら日本に近い東南アジアで良くない?と思います。

自然が美しい

ドラゴンクエスト感のあるジョージア

これは結構、衝撃を受けます。カズベキという町へ旅行した時、リアルなドラゴンクエストの世界観が目の前に広がっていました。

スライムやドラキーが出てきたとしても違和感を覚えないレベル。非日常の世界へトリップした気持ちになれるので最高に気持ちがいいです。

ドラゴンクエストウォーカーズを地に足をつけてやりたい人はジョージアにきた方がいい。

ですが、長期滞在する上でそうした景色より、日本のように馴染みのある山や海を眺めるほうがリラックスできると思います。

どちらかといえば僕たち日本人が知っている世界観と違いすぎて、長期間いると異世界に迷い込んで出られなくなったような感覚に陥ると思います。(僕は都心部にいるので関係ないですが)

それくらい異文化なノリで自然が美しかったです。

ずっとフリーランスとして滞在するんであれば日本人の精神土壌に合った海外の土地にいた方が快適ではないでしょうか。実際、僕は時たま遠い場所にいる事で孤独を感じることがあります。(日本に近いタイとかだとあまり感じない)

だったら日本に近い東南アジアで良くない?と思います。(定期)

起業しやすいし税金安い

世界銀行によるとジョージアの若者失業率は12.8%だそうです。(Unemployment, youth total (% of total labor force ages 15-24) (modeled ILO estimate

ジョージアでは雇用を生み出すべく企業誘致を積極的に行なっています。

これは、ジョージア人の地元民が仕事を増やすために雇用が必要です。そのために起業のしやすさ(ビジネス環境のスコア)が世界銀行の調査でも8位となるほどの優遇を行なっています。

あくまでも、ジョージア人の雇用を生み出す施策であると思われ、日本人同士で集まって節税するための起業は喜ばしいとは思っていないと思います。

むしろ片道1万円〜から行けるシンガポールの方がジョージアよりも起業のしやすさ(ビジネス環境のスコア)が高いし、東南アジア各国の方が情報も事例も多いのでだったら日本に近い東南アジアで良くない?と思います。(定期)

ノービザ期間が長い

ノービザはジョージアが最強!(not 定期)

ジョージアでは365日ノービザ期間があるとのこと。間違いなくジョージアが最強だと思います。

ですが、これはジョージアの経済を良くしようとするための施策で、何かジョージアで地につけてやっていこうとする人たちのためのものだと思われます。

それに、ノービザ期間だったら90日間はヨーロッパで過ごせるし、タイも延長申請すれば60日間いられるし、他の国を跨いで行けば同じなのでそこまで大きなメリットではないかもしれません。

ただ、僕はけっこうズボラになっちゃうところとかがあって、過去にタイで気がつかないで違法滞在を数日していき罰金を支払ったことがあります。

ジョージアはビザをほとんど気にしなくて気楽さが違います。なんだかんだノービザ365日は最高です。

このジョージアのサービス精神を現地に還元していけると良いですね。

コスパで住む国を選ぶより、肌に合った場所を選ぶほうが皆んなにとってプラスになると思う

合理的な理由でフリーランスする国を選ぶのであればジョージアは別にあえて選ぶ理由にならないと思います。有事の際にも経験者や情報量が多いのは東南アジアだしそれで良いと思います。

台湾なんかは最高にご飯がウマイだろうし、タイは日本食のレストランだらけだし楽天ムードが癒されます。

コスパ最強で選ぶのどうなん

相手の国に滞在するということは、相手の座敷へ上がるような感じではあると思います。ただし一緒にビジネスするのならもう少し別だとは思いますが。

それを「コスパ最強っしょ」っていう合理的な理由だけでその国に滞在するのは個人の自由ですが、それを吹聴して同じような考えの人を連れ込んでくるところまでいくのは正直、上品なやり方ではないなと感じます。

日本に「日本は物価安くて街も綺麗で最高!簡単に保険ももらえるし、値段の割にサービスも良い」とかいって文化の話をしても「なにそれ?」みたいな顔をする外国人が仲間をたくさん連れて、最後にシェアハウス作ろうぜ!とかいいながらクローズドなコミュニティが作られていたらいい気は僕はしません。

でも自分が地に足をつけて居心地いいなと思った国で、適度に現地人にあったりしながら住みたいって思った国であればどこでも良いかと思います。

普通に海外ノマドは孤独です。かといって日本人だけでクローズドなコミュニティを海外で作ったりするのは逆の立場で考えると相手の文化をリスペクトしていないように思います。

過去2回に渡って、東南アジアから北欧まで拠点にしたい場所を探す旅をしましたが、最初は気になる国を片っ端から周ってそこを拠点に現地と何か関わっていけるように動くのが僕は生き方として面白いんじゃないのかな〜と思いました。

ノマドに興味のある人はジョージアもそのうちの一つとして訪れてみてください。

まとめ 人生に一回くらいはジョージアに来た方がいいと思う

ジョージアに一回くらいきた方がいい

フリーランスとして来るのが適しているのか微妙なところですが旅行として、いっかい来てみるのはすごい良いと思います。

ヨーロッパっぽい街並みもあれば、トルコっぽさがあったり、ちょっと大通りの違う道になるとハラール料理店が増え始めたりと、文化に多様性を覚えます。

それでいてジョージア人はおもてなし文化があって客人をもてなしてくれます。

僕がバスの中で小銭がなく、無賃乗車になりそうな時に乗車していたジョージア人が周りの人にみんな聞いてくれて小銭をくれたことが2回ありました。

一乗車20円ですが、現地の人からすると決して安い金額ではありません。

料理もウマイし、人も良いし、変な人も少ないし、野良犬が道のど真ん中で犬小屋の中にいるかのようにリラックスしていて面白いです。

多分人によっては結構好きになると思うんで試しにチルアウトしに来てみてください。